top of page
< Back

マグネシウム

まぐねしうむ

マグネシウムとは:エネルギー代謝と弛緩を司るマスターミネラル


マグネシウムは、人体の生命活動を支える最も重要な必須ミネラルの一つであり、体内で起こる600種類以上の酵素反応に関与する「マスターミネラル」です。糖や脂質を分解してエネルギー(ATP)を作り出す代謝プロセスに不可欠であるほか、筋肉の収縮・弛緩、神経情報の伝達、心拍の調整、骨の形成など、その働きは多岐にわたります。


特に、興奮した神経を鎮めたり、緊張した筋肉を緩めたりするリラックス効果があることから、「抗ストレスミネラル」とも呼ばれています。心身の緊張を解きほぐし、良質な睡眠や疲労回復を促すために欠かせない栄養素です。


「新型栄養失調」のリスクとカルシウムとの関係


現代人は、精製された穀物の摂取や土壌のミネラル枯渇により、慢性的なマグネシウム不足に陥りやすい傾向にあります。さらに、精神的なストレスや過度なアルコール摂取は、尿中へのマグネシウム排出を激増させます。不足すると、細胞のエネルギー不足に加え、足のつり(こむら返り)、偏頭痛、不眠、イライラ、不整脈といった不調が現れます。


医学的に特に重要なのがカルシウムとのバランスです。これらは互いに影響し合うブラザーイオンであり、マグネシウムが不足した状態でカルシウムが過剰になると、血管や細胞組織が硬くなる「石灰化」を招き、動脈硬化のリスクを高める恐れがあります。


当クリニックにおける細胞内マグネシウム管理


tokyo capital clinicでは、エグゼクティブのコンディション低下の隠れた主要因としてマグネシウム不足に着目しています。一般的な血液検査では、ホメオスタシス(恒常性)により血中濃度が一定に保たれるため、組織(細胞内)の「ガス欠」状態を見抜くことが困難です。そこで当院では、オリゴスキャンなどの特殊検査を用い、組織レベルでのミネラル残量を正確に可視化します。


検査結果に基づき、市販品では吸収しにくいマグネシウムを、吸収率の高い医療用サプリメントや高濃度点滴療法を用いて効率的に補給します。エネルギー産生効率を高めると同時に、脳と身体の過緊張を医学的にリセットすることで、ストレスフルな環境下でも安定したパフォーマンスを発揮できる身体へと導きます。

bottom of page