【男性更年期】基本情報|40代からの不調(LOH症候群)の原因と新しい治療の選択肢
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- 14 時間前
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「最近、朝起きても疲れが抜けない」「会議で集中力が続かない」「些細なことでイライラする」このような不調を感じていませんか?40代に入ってから、以前のような活力や判断力が戻らず、年齢のせいだから仕方ないと諦めている方も多いかもしれません。実はその不調は、男性更年期障害(LOH症候群)という治療が必要な状態の可能性があります。
男性更年期はテストステロン(男性ホルモン)の低下によって引き起こされ
疲労感
集中力低下
気分の落ち込み
性機能の変化
上記4点のように、日常生活や仕事に深刻な影響を及ぼします。放置すると、うつ病や生活習慣病のリスクも高まるため、早期の対処が重要です。
この記事では、男性更年期(LOH症候群)の基本情報から40代以降に起こる不調の原因、そして最新の治療法までを網羅的に解説します。
自分の状態が男性更年期なのか知りたい
どこに相談すればいいのか分からない
治療を始めるべきか迷っている
上記のような悩みのある方に向けて、正しい知識と具体的な選択肢をお伝えします。
「昔の自分らしさ」を取り戻すための第一歩を、今日から始めましょう。
もしかして男性更年期?すぐにできる10の症状セルフチェック
男性更年期の症状は多岐にわたり、個人差も大きいのが特徴です。単なる疲れだろうと軽視してしまいがちですが、実は身体からの重要なサインかもしれません。以下の症状に複数当てはまる場合、LOH症候群の可能性を考えてみる必要があります。
【精神症状】やる気が出ない・イライラ・うつ症状など
精神面での変化は、男性更年期の代表的なサインです。テストステロンは脳内の神経伝達物質にも影響を与えるため、ホルモンバランスが崩れると心の状態に直接響きます。
朝、ベッドから出るのが億劫で以前なら楽しめていた趣味にも興味が湧かない。仕事へのモチベーションが著しく低下し、新しいプロジェクトに取り組む気力が湧いてこない。「やる気の喪失」は単なる怠けではなく、ホルモンレベルの変化による生理的な現象です。
さらに些細なことで家族に当たってしまったり、部下のミスに過剰に反応したりする「イライラ感」も特徴的な症状といえます。感情のコントロールが効きにくくなり自分でも「いつもと違う」と感じることが増えてきます。
深刻なケースでは持続的な気分の落ち込みや無気力感が現れ、うつ病との鑑別が必要になることもあります。40代男性のうつ症状の背景に、実は男性更年期が隠れているケースは少なくありません。
【身体症状】疲労感・不眠・筋力低下・ほてりなど
身体的な変化も見逃せません。十分な睡眠をとっているはずなのに、朝から全身に重だるさを感じる慢性的な疲労感は男性更年期の典型的な症状です。夕方になると極端に体力が落ち、休日も寝て過ごすことが増えていませんか。
夜布団に入ってもなかなか寝付けない、あるいは夜中に何度も目が覚めてしまう不眠の症状も頻繁に報告されています。睡眠の質が低下すると日中のパフォーマンスがさらに下がるという悪循環に陥ります。
体型の変化も顕著です。特に運動量を減らしていないのにお腹周りに脂肪がつきやすくなり、逆に筋肉量は減少していきます。階段の上り下りで息切れを感じたり、重い荷物を持つのが辛くなったりするのは筋力低下のサインかもしれません。
また、女性の更年期でも知られる「ホットフラッシュ」に似た症状として突然の発汗やほてり、顔の紅潮を経験する男性もいます。会議中に急に汗が噴き出してきて困惑する、というケースも珍しくありません。
【性機能症状】性欲の減退・ED(勃起不全)など
性機能に関する変化は男性にとって最も相談しにくい症状ですが、LOH症候群の重要な指標です。テストステロンは性欲や性機能を司る中心的なホルモンであり、その低下は直接的な影響を及ぼします。
パートナーへの性的関心が薄れていく、夫婦生活の回数が明らかに減っているという変化に気づいたら注意が必要です。関係性の問題ではなく、ホルモンレベルの変化による生理的な現象である可能性が高いです。
勃起不全(ED)の症状も、40代以降の男性更年期で増加します。勃起の硬さや持続時間に自信が持てなくなり、それがストレスとなってさらに症状を悪化させる悪循環に陥ることもあります。
朝立ちの回数が減った、という変化も見逃せないサインです。朝の勃起現象はテストステロン値が一日の中で最も高くなる時間帯に起こるため、その頻度の減少はホルモンレベル低下の指標となります。
なぜ起こる?男性更年期(LOH症候群)の主な原因
男性更年期が引き起こされるメカニズムを理解することは、適切な対処法を選ぶ上で重要です。多くの男性が「なぜ自分が」と疑問を抱きますが、実は複数の要因が複雑に絡み合っています。
主な原因の一つ「テストステロン」の減少
男性更年期の中心的な原因はテストステロンという男性ホルモンの低下です。テストステロンは主に精巣で生成され筋肉量の維持、骨密度の保持、性機能の維持、精神的安定など、男性の心身の健康に幅広く関わっています。
一般的にテストステロン値は30代をピークに、年1〜2%程度のペースで徐々に低下していきます。自然な加齢現象ですが40代以降になると低下が顕著になり、様々な症状として現れ始めるのです。
女性の閉経のような急激な変化とは異なり、男性の場合は緩やかに進行するため本人も周囲も気づきにくいという特徴があります。「以前と比べて何かが違う」という漠然とした違和感として感じられることが多いのです。
テストステロン値が一定の基準を下回り、それに伴って臨床症状が現れた状態が医学的にLOH症候群(Late-Onset Hypogonadism:加齢男性性腺機能低下症候群)と定義されています。単なる「年のせい」ではなく、治療可能な医学的状態として認識されているのです。
ストレスや生活習慣がテストステロンの低下を加速させる
加齢以外にも現代社会特有の要因がテストステロンの低下を加速させています。特に注目すべきは慢性的なストレスの影響です。
仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、経済的な不安など、40代男性は多くの責任を抱えています。長期間にわたって強いストレスにさらされるとストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌され、テストステロンの生成が抑制されてしまいます。
睡眠不足も深刻な問題です。テストステロンは主に睡眠中に生成されるため、慢性的な睡眠不足は直接的にホルモン産生を妨げます。「忙しくて睡眠時間が確保できない」という状態が続くと、テストステロン値はさらに低下する一方です。
運動不足や肥満も大きな要因となります。適度な運動、特に筋力トレーニングはテストステロン分泌を促進しますが、デスクワーク中心の生活ではその機会が失われています。また、内臓脂肪が増えるとテストステロンがエストロゲン(女性ホルモン)に変換されやすくなり、男性ホルモンのバランスがさらに崩れていきます。
食生活の乱れも見逃せません。ファストフードや加工食品中心の食事、過度な飲酒はテストステロン生成に必要な栄養素が不足する原因となります。亜鉛やビタミンDなどの重要な栄養素が欠乏すると、ホルモン産生能力そのものが低下してしまうのです。
一般的な男性更年期治療|ホルモン補充療法の3つの注意点
男性更年期と診断された場合、最も一般的な治療法がホルモン補充療法(テストステロン補充療法)です。しかし、治療を検討する際には、メリットだけでなく注意すべき点も理解しておく必要があります。
注意点1:期待できることと限界
ホルモン補充療法では注射や塗り薬、貼り薬などの方法でテストステロンを体内に補充します。治療が適切に行われると多くの患者で疲労感の軽減、気分の改善、性機能の回復、筋肉量の増加といった効果が期待できます。
ただし、すべての症状が完全に消失するわけではありません。特に精神症状についてはうつ病など他の要因が絡んでいる場合、ホルモン補充だけでは十分な改善が得られないケースもあります。
効果を実感できるまでの期間にも個人差があります。性機能の改善は比較的早く、数週間から1〜2ヶ月で感じられることが多い一方、気分の改善や体組成の変化には3〜6ヶ月程度かかることもあります。即効性を期待しすぎず、継続的な治療が必要だと理解しておくことが大切です。
また、治療を中止すればテストステロン値は再び低下するため、根本的な「治癒」ではなく「対症療法」であることも認識しておく必要があります。
注意点2:考えられる副作用とリスク
ホルモン補充療法にはいくつかの副作用やリスクが伴います。最も一般的なのはニキビや皮膚の脂っぽさ、体毛の増加といった軽度の副作用です。思春期に見られる現象に似ており多くの場合、管理可能な範囲に収まります。
より注意が必要なのは、赤血球増加症(多血症)のリスクです。テストステロンは赤血球の産生を促進するため補充療法によって血液が濃くなり、血栓ができやすくなる可能性があります。定期的な血液検査でヘマトクリット値をモニタリングすることが必須です。
前立腺への影響も慎重に評価する必要があります。テストステロン補充療法そのものが前立腺がんを引き起こすという明確なエビデンスはありませんが、既に存在する前立腺がんの成長を促進する可能性は指摘されています。そのため、治療前と治療中は定期的に前立腺特異抗原(PSA)値をチェックすることが推奨されています。
睡眠時無呼吸症候群を悪化させる可能性や精子産生の抑制、乳房の腫れといった副作用も報告されています。リスクを理解した上で専門医と相談しながら治療を進めることが重要です。
注意点3:治療にかかる費用と期間の目安
ホルモン補充療法の費用は、治療方法や医療機関によって大きく異なります。日本ではLOH症候群と診断されれば保険適用となるケースもありますが、保険適用の範囲や条件は医療機関によって解釈が分かれることがあります。
注射による治療の場合、2〜4週間に1回の通院が必要で保険適用なら1回数千円程度、自費診療では1〜3万円程度が目安です。塗り薬や貼り薬の場合は毎日の使用が必要で、月額で考えると自費では数万円かかることもあります。
治療期間については症状の改善度合いや患者の希望によって変わりますが、最低でも3〜6ヶ月は継続して効果を評価する必要があります。長期的には年単位で治療を続ける患者も多く、継続的な費用負担を考慮に入れておくべきでしょう。
また、治療中は定期的な血液検査や前立腺のチェックが必要となり、検査費用も発生します。総合的なコストを事前に把握し、経済的な負担も含めて治療計画を立てることが大切です。
補充療法だけではない|生涯現役を目指す3つのアプローチ
男性更年期への対処はホルモン補充療法だけが選択肢ではありません。むしろ複合的なアプローチを組み合わせることで、より持続可能で根本的な改善を目指すことができます。「生涯現役」を実現するための3つの柱をご紹介します。
アプローチ1:食事・運動・睡眠による生活習慣の改善
最も基本的でありながら、最も効果的なアプローチが生活習慣の見直しです。テストステロンの自然な産生を促し、身体の回復力を高めることで薬に頼らずとも症状の改善が期待できます。
食事面では、テストステロン生成に必要な栄養素を意識的に摂取することが重要です。亜鉛を豊富に含む牡蠣や赤身肉、ビタミンDを含む青魚、良質なタンパク質、そして健康的な脂質を含むナッツ類やアボカドなどをバランス良く取り入れましょう。逆に過度な糖質や加工食品は炎症を引き起こし、ホルモンバランスを乱す原因となるため控えめにすることが推奨されます。
運動習慣の確立も必要です。特に効果的なのは、週2〜3回の筋力トレーニングです。スクワットやデッドリフト、ベンチプレスなど、大きな筋肉を使う複合的な運動はテストステロンの分泌を直接的に促進します。有酸素運動も心肺機能の向上と体脂肪の減少に役立ちますが、過度な長時間の有酸素運動はかえってテストステロンを低下させることもあるため、適度なバランスが大切です。
睡眠の質と量を確保することは、何よりも優先すべき事項といえます。理想的には7〜8時間の睡眠を確保し、特に深い睡眠の時間帯にテストステロンが効率的に生成されるよう、睡眠環境を整えましょう。就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控え、寝室の温度や照明を適切に調整することで睡眠の質は大きく向上します。
アプローチ2:漢方薬やサプリメントによるサポート
東洋医学の知見を活用した漢方薬も、男性更年期の症状緩和に役立つ選択肢です。補中益気湯や八味地黄丸、牛車腎気丸などは、疲労回復や気力の向上、頻尿などの症状に対して処方されることがあります。
漢方薬の利点は身体全体のバランスを整えながら穏やかに作用する点です。ホルモン補充療法のような急激な変化ではなく、体質改善を通じて症状を和らげていくアプローチとなります。副作用も比較的少ないため、まず漢方から始めてみるという選択も合理的でしょう。
サプリメントについては亜鉛、ビタミンD、マグネシウム、DHEAなどがテストステロン値のサポートに関連するとされています。ただし、サプリメントはあくまで「補助」であり、食事の代わりにはならないことを理解しておく必要があります。
また、市販のサプリメントには品質や含有量にばらつきがあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶこと、過剰摂取を避けることが重要です。可能であれば専門医や管理栄養士に相談しながら、自分に必要な栄養素を見極めることをお勧めします。
アプローチ3:再生医療による、身体機能の根本的な改善を目指すアプローチ
最新の医療技術として注目されているのが、再生医療を応用したアプローチです。従来のホルモン補充療法が「外から補う」対症療法であるのに対し、再生医療は「身体の機能そのものを回復させる」根本治療を目指します。
幹細胞療法や成長因子を活用した治療では細胞レベルでの修復と再生を促すことで、精巣機能の改善や全身の代謝機能の向上が期待されています。自身の身体が本来持っているテストステロン産生能力を取り戻すことが理論上可能となります。
また、血管機能の改善を目指す治療も開発されています。EDや全身の血流不良を改善することで性機能だけでなく、疲労感や集中力低下といった症状の改善にもつながる可能性があります。
ただし、再生医療はまだ発展途上の分野であり、すべての症例で確実な効果が保証されているわけではありません。また保険適用外の治療が多く、費用も高額になる傾向があります。「ホルモンを外から補うだけでなく、身体の機能自体を回復させたい」
「生涯現役を本気で目指したい」
という方にとっては、検討に値する選択肢といえるでしょう。
東京で専門医に相談する|Tokyo Capital Clinicの精密検査とオーダーメイド治療
男性更年期の症状を感じたとき、どこに相談すべきか迷う方は少なくありません。一般的な内科や健康診断では見逃されがちな問題を、専門的な視点で評価してくれる医療機関を選ぶことが重要です。
なぜ一般的な健康診断では、ホルモンの問題が見つからないのか
多くの男性が「健康診断では異常なしと言われたのに、体調が悪い」という矛盾を感じています。実は一般的な健康診断や人間ドックでは、テストステロン値を測定する項目が含まれていないことがほとんどです。
標準的な血液検査では肝機能や腎機能、血糖値、コレステロール値などは調べられますが、男性ホルモンのレベルまではチェックされません。そのため「数値上は問題ない」と診断されても、実際にはホルモンバランスの乱れによって様々な不調が起きている可能性があるのです。
また、仮にテストステロン値を測定したとしても基準値の幅が広く「正常範囲内」と判断されてしまうケースも多々あります。しかし、同じ「正常範囲」でも個人にとって最適なレベルには差があり、以前の自分と比べて大きく低下していれば、症状の原因となることは十分にあり得ます。
さらに、男性更年期の診断にはホルモン値だけでなく臨床症状の総合的な評価が必要です。血液検査の数値と実際の症状を関連づけて判断できる専門知識がなければ、適切な診断には至りません。
「バイオハック」でテストステロン値と身体の状態を正確に把握
Tokyo Capital Clinicでは最新の「バイオハック」アプローチを採用し、従来の医療では見逃されがちな身体の詳細な状態を把握します。バイオハックとは科学的データに基づいて身体機能を最適化する手法で、単なる病気の治療にとどまらず、パフォーマンスの最大化を目指すものです。
検査ではテストステロンの総量だけでなく、実際に活性を持つ「遊離テストステロン」の値、さらにはコルチゾールやDHEA、甲状腺ホルモンなど、関連する複数のホルモンバランスを総合的に評価します。なぜテストステロンが低下しているのか、どの部分に問題があるのかを明確にすることができます。
また、体組成分析では筋肉量・脂肪量・内臓脂肪レベルを精密に測定し、血管年齢や自律神経のバランス、酸化ストレスレベルなど、通常の健康診断では調べられない項目まで網羅的にチェックします。
上記ののデータを統合的に分析することで、個人に最適化された治療プランを立案することが可能となります。画一的なマニュアルではなく、一人ひとりの身体の状態に合わせたオーダーメイドの治療こそが、真の改善への近道なのです。
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男性更年期や性機能の悩みは、非常にデリケートな問題です。Tokyo Capital Clinicでは、プライバシーに最大限配慮した完全個室での診察を行っており、他の患者と顔を合わせることなく、リラックスして相談できる環境を整えています。
初回カウンセリングでは現在の症状や生活習慣について詳しくヒアリングした上で、必要な検査内容や治療の選択肢について丁寧に説明します。「まずは話を聞いてみたい」「自分の状態を知りたい」という段階でも遠慮なくご相談ください。
ホルモン補充療法だけでなく生活習慣の改善指導、漢方やサプリメントの活用、さらには再生医療を含む最新の治療オプションまで、幅広い選択肢の中からあなたに最適なプランを提案します。
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