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コンプリート・バイオティック

こんぷりーと・ばいおてぃっく

コンプリート・バイオティックとは:12の精鋭が守る「腸内フローラの多様性」


コンプリート・バイオティック(Complete Biotic)は、米国クレア・ラボ社が開発した、腸内環境の「多様性(ダイバーシティ)」を最大化することに特化した、広域スペクトル(幅広い守備範囲を持つ)プロバイオティクス製剤です。


先に解説した「ファクター6」が、特定の菌を大量投入して戦況を一変させる「特殊部隊」だとすれば、このコンプリート・バイオティックは、ラクトバチルス類やビフィズス菌類など、厳選された12種類もの菌株をバランスよく配合した「多国籍連合軍」です。1カプセルに250億個以上の菌を含み、小腸から大腸まで、広範囲にわたる腸内エリアを隙間なくカバーする設計になっています。


「局地戦」ではなく「総力戦」の布陣


腸内フローラにおいて最も重要な指標の一つが「菌の多様性」です。


単一の菌だけが強くても、腸内環境は安定しません。コンプリート・バイオティックは、それぞれ得意分野が異なる菌種を組み合わせることで、シナジー効果(相乗効果)を狙っています。


・小腸の守護者(ラクトバチルス属):免疫調整や、有害物質の侵入を防ぐ役割。


・大腸の管理者(ビフィズス菌属):腸内を酸性に保ち、悪玉菌の繁殖を抑え、便通を整える役割。


これらを網羅的に補給することで、偏った食事やストレスで単調になりがちな現代人の腸内フローラに、豊かな生態系を取り戻させます。もちろん、胃酸で溶けない「Intacticテクノロジー」により、生きたまま腸に届きます。


当クリニックにおける「ベースライン・ディフェンス」


tokyo capital clinicでは、この製剤を、腸内環境治療の「維持期(メンテナンス・フェーズ)」における主軸として位置づけています。


治療の初期段階で「ファクター6」を使用して荒れた腸内をリセット(更地化・大量植民)した後、その良好な状態を長く安定させるために、より多様な菌を含む「コンプリート・バイオティック」へと切り替えるプロトコル(手順)を推奨しています。


エグゼクティブにとって、体調の乱高下は最大のリスクです。特定の菌に依存しない、多様性に富んだレジリエンス(回復力)の高い腸内環境を構築することで、海外出張による食事の変化や、激務によるストレスがかかっても、びくともしない「堅牢な消化管システム」を維持します。

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