カルテ
かるて
カルテとは:医療行為の全貌を記した法的公文書
カルテ(Karte)とは、医師法第24条に基づき、医師が患者の診療を行うたびに必ず記載・保存しなければならない「診療録」のことです。語源はドイツ語の「カード(Karte)」に由来します。
ここには、患者の主訴、症状の経過、検査結果、診断内容、処方薬、処置の内容など、医療行為のすべてが時系列で記録されます。これは単なるメモではなく、医療の妥当性を証明し、継続的な治療を担保するための極めて重要な「法的公文書」であり、原則として最終診療日から5年間の保存義務があります。いわば、あなたの身体と医療機関との関わりを全て記録した「フライトレコーダー(航行記録装置)」のような存在です。
SOAP形式と情報の「資産化」
現代の医療現場では、カルテの記載は主に「SOAP(ソープ)」という形式で行われます。
・S (Subjective):患者自身の訴え(「頭が痛い」「眠れない」など)
・O (Objective):客観的なデータ(検査数値、身体所見など)
・A (Assessment):医師の評価・判断(診断、見立て)
・P (Plan):今後の治療計画(処方、次回の検査予定)
当クリニックにおける「ヘルス・ポートフォリオ」
tokyo capital clinicでは、カルテを単なる治療記録ではなく、エグゼクティブの健康資産を管理する「ヘルス・ポートフォリオ」として運用しています。
当院のカルテには、一般的な診療内容に加え、ホルモン値の推移、腸内環境の変化、遺伝子リスク、そしてご本人のビジネス上の繁忙期やライフイベントまでが統合的に記録されます。点としての「病気」を記録するのではなく、線としての「パフォーマンスの軌跡」を描き出し、「いつ、どの数値が下がると調子を崩しやすいか」といった個人のバイオリズムを解析します。この詳細なデータベースに基づき、来たるべき重要な局面にピークを合わせるための戦略的なバイオハック・プランを立案します。