分子整合栄養医学
ぶんしせいごうえいよういがく
分子整合栄養医学とは:細胞の機能を最適化する根本療法
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー医学)とは、ノーベル賞を2度受賞したライナス・ポーリング博士によって提唱された医学的アプローチです。「Ortho(整える・矯正する)」と「Molecule(分子)」を組み合わせた言葉で、投薬によって症状を抑える対症療法とは異なり、私たちの身体を構成する約37兆個の細胞が本来必要とする栄養素(ビタミン、ミネラル、アミノ酸など)を、「その人にとって最適な濃度」で供給することで、細胞機能を活性化し、自然治癒力を高めて病気を治療・予防する医学です。
欧米では精神疾患の治療から発展し、現在では癌の補助療法やアンチエイジング、パフォーマンス向上まで幅広く応用されています。
「個体差」の重視と至適量(オプティマル・ドーズ)
一般的な栄養学が、欠乏症(脚気や壊血病など)を防ぐための「最低限必要な量(推奨量)」を基準にしているのに対し、分子整合栄養医学では、健康レベルを最高に引き上げるための「至適量(オプティマル・ドーズ)」を追求します。
重要なのは「ドベネックの桶」の理論のように、栄養素は単独では機能せず、相互に協力し合っている点、そして「個体差」が非常に大きい点です。ストレスレベル、遺伝的要因、生活習慣によって、必要なビタミンCの量が人より10倍、100倍多いというケースも珍しくありません。そのため、「バランスの良い食事」だけでは埋めきれない圧倒的な不足分を、高濃度の医療用サプリメントや点滴で補う必要があります。
当クリニックにおけるバイオハックの基盤
tokyo capital clinicでは、この分子整合栄養医学をすべての治療およびバイオハックの基盤としています。
「疲れが取れない」「集中力が続かない」といった不調に対し、まずは詳細な血液検査を行い、60項目以上のデータを分子栄養学的な視点で解析します。基準値内であっても、「細胞が元気に働くには足りない」という隠れた欠乏(潜在性欠乏)を見逃しません。その上で、あなたの身体データを基に計算された精密な栄養アプローチを行うことで、薬に頼らずに身体のシステムそのものを正常化し、エグゼクティブが本来持っているポテンシャルを最大限に引き出すサポートをいたします。