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サイトカイン

さいとかいん

サイトカインとは:細胞同士で交わされる「命令」と「会話」 サイトカイン(Cytokine)とは、主に免疫細胞から分泌される特殊なタンパク質の総称で、細胞同士が情報をやり取りするための「言語」や「命令書」のような役割を果たす生理活性物質です。 免疫、炎症、細胞の増殖・分化、傷の治癒など、生命維持に不可欠な反応をコントロールしています。例えば、ウイルスが侵入した際に「敵が来たぞ、攻撃しろ!」と免疫細胞を呼び集めたり、傷ついた組織に対して「修復工事を開始せよ」と指令を出したりするのがサイトカインです。成長因子(グロースファクター)も広義のサイトカインに含まれ、私たちの身体が常に新陳代謝し、健康を保てるかどうかは、この微細なメッセージのやり取りが正常に行われているかに懸かっています。


「炎症」と「修復」のダブル・スタンダード


サイトカインには大きく分けて2つの顔があります。一つは、身体を守るために炎症を起こす「炎症性サイトカイン」。


もう一つは、炎症を鎮めて組織を治す「抗炎症サイトカイン(および成長因子)」です。健康な状態ではこのバランスが保たれていますが、老化やストレス、肥満などにより「炎症性サイトカイン」が過剰に分泌され続けると、身体は常に微弱な火事(慢性炎症)に見舞われます。


これが「Inflammaging(炎症性老化)」と呼ばれる現象で、動脈硬化、がん、認知症、そして見た目の老化を加速させる最大の要因です。逆に、この暴走が極端に起こると「サイトカイン・ストーム」となり、正常な細胞まで攻撃して命に関わる事態を招きます。


当クリニックにおける「信号」のコントロール戦略 tokyo capital clinicでは、サイトカインを「若返りのためのスイッチ」として利用する治療を行っています。 具体的には、ご自身の血液から炎症を抑える「抗炎症サイトカイン」と、組織を再生する「成長因子」だけを特殊なガラスビーズを用いて抽出・増幅させる「ACRS(自己血サイトカインリッチ血清)療法」などを採用しています。 従来のPRP療法(多血小板血漿)よりもさらに純度を高め、炎症性の悪いサイトカインを排除した「良い命令」だけを肌や頭皮に注入することで、老化による慢性炎症を鎮火させながら、強力に組織再生を促します。細胞間のコミュニケーション環境を医学的に浄化し、内側から若々しい細胞が育つ土壌を整えるアプローチです。

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